· 

毛染めで抜け毛が増え、髪が細く柔らかくなってきますか?

ヘアカラーを繰り返すと、髪が細く柔らかく猫毛になる?抜け毛が増え薄くなる?

 

長年ヘアカラーリングをしていると頭皮や毛根に負担がかかり、抜け毛が増加し毛髪も細く、柔らかく猫っ毛になってしまうという事でお悩みの方が非常に多いです。

白髪染めの影響?薄毛、細毛、軟毛になりボリュームが出ません。

中高年の女性で10年以上、毎月のように定期的に白髪染めをされてる方の多くが…

◎毛染めを繰り返すと、だんだんと抜け毛が増え髪の毛が薄くなった。

◎頭頂部の髪が以前より細く柔らかくなってペタっとしてボリュームが出ない。

◎最近毛染めすると頭皮がヒリヒリして赤くなり痛みもある。

などの髪の毛や頭皮の悩みを持っているそうです。

 

ヘアカラーリングで髪の毛が傷んでしまって、ハリコシが無くなったりしてボリュームが出ないとか、ブリーチ(脱色)のしすぎで柔らかくなったり細くなったりとかもあるのですが…

 

今回のケースのような抜け毛や薄毛や髪が細く柔らかくなるのは、ヘアダメージというより頭皮や毛根が原因になっているのですね。

ヘアカラーで抜け毛が増える原因はなんですか?

ヘアカラーリングで髪が傷んじゃう原因の多くは黒髪を明るくするために行う脱色(ブリーチ)でメラニン色素を破壊しちゃうから!これはわかったのですが…

では、白髪染めやヘアカラーリングで抜け毛が増えて薄くなったり、髪が細く柔らかくネコ毛になっちゃうのは何故なのでしょう?

 

それって 実はカンタン・・・

 

通常の白髪染めなどの毛染めに薬剤には 頭皮や毛穴に悪い成分 が沢山入ってます!

ヘアカラー剤を頭皮に塗布すると、その悪い成分たちが毛穴から毛根に入り、一定期間残留してしまいます。

その悪い成分ら残留してる間に、毛根を攻撃して弱らせてしまうのです!

 

特に最近は、洗浄力の弱いアミノ酸系のマイルドシャンプーを使用する人が増えたので余計に頭皮、毛穴に悪い成分が長く留まってしまいます。

ヘアカラーでの抜け毛、細毛、軟毛などを少なくするには?

じゃ〜ヘアカラー剤の影響での脱毛や細毛、軟毛などになるのを防止するにはどうしたらよいのか?

一番確実なのは、ヘアカラーリングを辞める!ですが… でもなかなかそうはいきませんよね

毛染めを辞めちゃう以外での現実的な対処法としては、

◎頭皮、毛根に悪い成分を配合してないヘアカラー剤に変える

◎ヘアカラー剤を頭皮に塗らないようにする。

◎毛染め後にしっかり洗えるシャンプーで残留薬物を洗い落とす。

ここらがあります。

 

それらをメリット、デメリットと共に説明していくと

◎毛染めの薬を頭皮や毛根に悪くない成分の物に変える。

頭皮や毛穴、毛根に悪い成分を多く含むのは、一般的に1剤と2剤を混ぜて染めるアルカリカラー剤と言われる物です。
悪い成分を含まないカラー剤としては、ヘアマニキュア、塩基性カラー、HC染料のカラー剤、天然ヘナ&インディゴなどがあります。
これらの薬剤はヘアダメージもほとんど無いものばかりだし、頭皮や毛穴にもほとんど害はありません。

ただしデメリットとしては、ヘアカラー剤としてはどれも染まりは悪く、持ちも悪く、しかも黒髪を明るく出来ません。
ですから、おしゃれ染め(フッションカラー)としての使い道はあまり無いし、白髪染めでも基本的には自毛より暗めでしか染まらないし持ちも1ヶ月も持てばよいほうです。

◎ヘアカラー剤を頭皮につけないように塗る。

いわゆる『ゼロテク』と言われる技術で、頭皮にカラー剤をつけないようにして根元ギリギリから塗布します〜

当然ですがこれはとても有効な技法ですね!

※特に白髪染めの場合は頭皮からたっぷり塗布して2〜30分間は放置しますので、ゼロテクで塗らないのはかなり効果が高いです。

 

デメリットとしては、白髪染めの場合などは根元部分が染まっていないので少し持ちが悪いって事ですね。

◎頭皮、毛穴までしっかり洗えるシャンプーで残留させないようにする。

昔より最近のほうが毛染めでの抜け毛や猫っ毛の悩みの方が増えてるのは、昨今オーガニックや無添加、無香料やノンパラベンなどのアミノ酸系で優しい洗浄力のシャンプーが主流になったって事もあります

理由は書かなくても皆さんわかると思いますが…

ヘアカラーをしてる方はマイルドシャンプーは辞めて、頭皮、毛穴の残留薬物がちゃんと落とせるようなシャンプーを使用してください!

ちなみに髪の毛にもアルカリやオキシなどの悪い成分は残留してますので、ちゃんと洗えるシャンプーを使用するとヘアダメージ軽減効果も期待できますのでデメリットは全くありません。